営業職は、ノルマや競争、クレームなど、さまざまなストレスにさらされる仕事です。長時間労働や出張の多いことも、メンタルヘルスの悪化につながる可能性があります。
厚生労働省の調査によると、営業職のメンタルヘルス不調の割合は、全産業平均よりも高くなっています。
また、営業職の離職率も高く、メンタルヘルス不調が原因で離職するケースも少なくありません。営業職はメンタルヘルスの維持・向上に努めることが重要です。
この記事では、営業職がメンタルを健康に保つための8つの対策をご紹介します。
無理なく実践できるものばかりなので、ぜひ参考にしてください。
【営業マン必見】メンタルがやられる前にする8つの対策

営業マンにとって、メンタルヘルスは仕事のパフォーマンスを左右する重要な要素です。
プレッシャーや競争にさらされ、メンタルがやられそうになったら、次の8つを実践してください。
きっと気持ちが、楽になると思います。
- 完璧主義をやめる
- 協力者を見つける
- しっかりと意思表示をする
- 失敗も経験だと考える
- 落ち着いて考える
- 自分を客観的にみる
- 人と比較しない(焦らない)
- 行動にフォーカスする
順に詳しく説明します。
①完璧主義をやめる
営業成績は常に波があります。完璧を求めすぎると、失敗した時にメンタルにに影響します。
上手くいかなかった時に落ち込むのではなく、「そんなときもある!」と割り切ることで、前に進むことができます。
例えば、月間の目標を達成できなかったとしても、その月の目標を細分化して、達成できた項目を書き出してみるなど、小さな成功を積み重ねることで自信が湧いてきます。
②協力者を見つける
一人で全てを背負い込むのではなく、信頼できる同僚や上司に相談してください。チームワークを活かし、協力しながら目標に向かうことで、あなたの負担が軽減されます。
例えば、営業成績の悩みを同僚や上司に相談することで、解決できる問題も多くあります。営業先の情報を共有することで、効率的な営業活動ができることもあります。
一人で考えるよりも、話すことで気分が落ち着くのも、大きなメリットです。少しでも協力してもらえる人を、見つけてください。
③しっかりと意思表示をする
自分の言いたいことを抱え込んでしまうのではなく、意見や感情を出しましょう。吐き出せば、ストレスを減らすことができます。
例えば、上司から無理難題を押し付けられた場合、我慢して受け入れるのではなく、自分の考えをきちんと伝えることが大切です。
これは反論ではなく、仕事を円滑にすすめるために必要なことです。
④失敗も経験だと考える
仕事での失敗は、避けられないものです。失敗したことを学びの機会と捉えることで、気持ちが楽になります。
失敗をネガティブに考えず、「学ぶことができた」とポジティブに考えることが大事です。成功者ほど、多くの失敗を経験しています。失敗で落ち込む必要は、まったくありません。
失敗から得られた教訓を活かし、次の行動計画に反映させれば良いのです。
⑤落ち着いて考える
大きなプレッシャーやストレスを感じた時は、一旦、立ち止まることが大切です。冷静に状況を分析し、最善の行動を考えましょう。
営業成績が悪い時ほど、気持ちが焦ってしまい、「とにかく行動!」と動き回る人が多いようです。
深呼吸や短時間の瞑想をすることで、心が落ち着きます。いったん立ち止まって、何をするかを考えてください。行動はその後です。
⑥自分を客観的にみる
自分自身を客観的に見ることによって、問題をより冷静に捉えることができます。特に気分が沈んでいるときは、視野が狭くなりがちです。
感情に流されることなく、事実に基づいて判断しましょう。
例えば、営業成績が伸び悩んでいる場合、客観的に自分の営業活動を振り返りましょう。そして、改善できる点があれば、具体的に対策を講じるようにしましょう。
客観視するのが苦手な場合、同僚や上司にアドバイスをもらうのも効果的です。
⑦人と比較しない(焦らない)
他人と自分を比べることは、不必要なプレッシャーを生み出します。自分のペースで仕事をすることに集中しましょう。
例えば、営業成績が悪いと、周りの営業マンと自分を比べて、焦ってしまうことがあります。しかし、他人と自分を比べるのはやめ、自分のペースで仕事をすることに集中しましょう。
けっして焦る必要は、ありません。
自分のペースで着実に成長していけば、必ず結果はついてきます。
⑧行動にフォーカスする
10件の営業をした場合、失敗の数の方が多いのは当然です。この時に失敗した数や成功率を考えると、メンタルが疲れてしまいます。
そんな時は、行動にフォーカスしてください。営業数(訪問数)に焦点をあて、「10件」の行動に対して、自分を褒めましょう。
行動を重視していれば、自然と成果が表れてきます。
とにかく昨日よりも、少しでも進んでいるという自信が大事です。
日常生活では、メンタルをリフレッシュしよう!

営業マンは、日々多くの人と接し、目標達成に向けて努力を続けるハードな仕事です。
ストレスやプレッシャーが解放される日常生活では、リフレッシュを心がけてください。
休みの日は、趣味に没頭する
仕事から離れて、趣味に没頭する時間を持つことも大切です。趣味に没頭することで、気分をリフレッシュし、仕事に対するモチベーションを高めることができます。
例えば、スポーツや音楽、読書、旅行などの趣味です。
また、ボランティア活動に参加するのも、仕事以外のやりがいを感じられる良い方法です。積極的に、新しいことに挑戦してみると、心地よい刺激を感じられます。
健康的な生活を送る
健康的な生活を送ることは、メンタルの維持に欠かせません。適切な食事、睡眠、適度な運動を心がけることが大切です。
食事はバランスの良い食事を心がけ、栄養不足や偏食を避けることが重要です。睡眠については、6~8時間の睡眠をしっかりとり、十分な休息をとるようにしてください。
運動については、週に3~4回、30分程度のウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を行うと、心身ともにリフレッシュできます。
信頼できる人と話す時間を持つ
仕事の悩みやストレスを、信頼できる人と話すことも、メンタルの維持に効果的です。話を聞いてもらうことで、気持ちが楽になり、前向きになることができます。
信頼できる相手とは、家族や友人、親しい知人などです。また、カウンセラーやメンタルヘルスの専門家に相談するのも、ひとつの方法です。
メンタルがやられる前に行動しよう【転職も選択のひとつ】
営業職や環境が自分に合っていない場合、仕事を続けていると、心身ともに疲弊してしまいます。
営業職は人と接することが多く、成果を出すためのプレッシャーも大きい仕事です。
無理に続けていると、仕事に取り組む意欲がなくなり、結果的にメンタルがやられてしまう可能性があります。
メンタルを犠牲にしてまで、その仕事にしがみつく必要なし
一番大切なのは、自分の心身です。
仕事は人生の一部に過ぎず、人生のすべてではありません。たとえ、今の仕事を辞めても、また新しい仕事を見つけることはできます。
無理をする必要は、ありません。
営業職との、マッチングが悪かっただけ
別の仕事なら、あなたはもっと活躍できるかもしれません。営業職以外の仕事もたくさんあります。
そんなときは、自分に向いている楽しい仕事を見つけたほうが、自分も周囲も幸せになれます。
営業職が自分に合っていないと感じたら、無理に続けるよりも、転職するものありという気持ちでいると、楽になりますよ。